2018年5月31日木曜日

あぐらを組む母

以前,動作法であぐらを組んでいた母。

周りの方に「娘さんが来てくださって嬉しいね。」と言ってもらえると「痛いんよ」と応えてた。
嬉しそうで照れ隠しのようで,,,でも,「痛い」って言われるとなんか嫌だなあと思って,それ以降はベットでの腰掛け座位に代えちゃった。

もう三年以上になるんだけどね。

最近,私の前で自分であぐら座位にチャレンジしてる様子を見てたけど知らんふりしてたの。

そしたら,昨日は結構いい感じに座ってるじゃない。

ちょっとだけ前屈を一緒にして腰を緩めたらもっといい感じに,85歳とは思えない素敵な姿勢になっちゃった。

ついつい欲が出て,一度だけ背反らせして,それからちょこっと肩を開いていい感じに座った途端に偉い人になってしまったよ。お母さん。

「なんか偉くなった気分。」「ねえ,君君。それはこうじゃなきゃねいけませんよ。」と指差ししながら話し始めた。

そこで私,「ねえ,偉くなったら,それかい?」と突っ込むと,
母,「ねえ,君,それいいねえ。ん〜,とってもいいね。」と早変わり。

帰り際,じゃあねといつも通り握手をしながら,でもめっちゃくちゃノリノリで「とっても,とっても,ありがとう♫じゃあね,じゃあね,じゃあね♫」で,バイバイ!!

お茶目な母に笑っちゃう。




2018年5月25日金曜日

母のめまい

忘れてた頃に母のめまいが再発しました。

以前はめまいで倒れると身体が板のようになって右にも左にも動けなかった母ですが,ちょっとずつめまいの様子が変わってきました。

今回のはめまいがしててもトイレに立って行くのですよ。

嘔吐をしたので電話をくださった様子。

朝からめまいを訴えていて何も食べなかった母を散歩に連れ出して帰ってきたら胃液のようなものだけ嘔吐したということのようです。唖然。

めまいを起こしながらも,上手にバランスを保ちながら,眼球を動かさないように,頭を降らないように加減できてるんです。なので,部屋のトイレに行ったり,食事のために食堂に移動して自分の椅子に座ることはできるようす。

それでも,ちょっと間違って頭を振るとめまいは起こります。

なので,往診をお願いしました。

家族がめまいの後に嘔吐しましたと伝えても,「嘔吐したのならお腹を見ましょうか?」と,座っていた母を寝るように指示してお腹を触診し始めました。なぜだか真っ直ぐに上手に仰臥位を取った母はこの時めまいを起こさないんですよね。

で,母から一言「お腹が悪いとめまいになるのですか?」

私,心の中で笑ってしまいました。

結局,めまいがして嘔吐したという呼び出しに,腹部の触診だけで「様子見ですね」と帰って行った若いお医者さま。

仕方ないので私が母の眼振を見る羽目に,大丈夫かいな。

確かに揺れている様子。回転はしてないと思う。いい加減ですが,,,。

いつものように頓服の漢方薬を飲んでしばらく様子を見ることになりました。

私は医者じゃありません。

そして次の日行って見ると,「夕食を全部食べた後左を向いて寝ていたので,左は良くないと思って右を向いてもらったら嘔吐しました。」と,,,。昨日,重々食事はできればたくさん食べないように調整してくださいねとお願いしていたのですがね。誤嚥しなくてよかったよかった。おまけに頭位性のめまいを起こしてる人に寝返り打たせるとはなんたるや?

どうなってるんでしょうね。介護現場。

昨晩,嘔吐したというのに朝ごはんも完食でしたと報告されました。

午後に行くとおやつも食べたとか。まだ,めまいは収まっていませんでした。

母は認知症です。その辺の支援はどうなってるんでしょう。

しばらく母とおつきあいしていると,苦しいのに右向きになることにこだわってるようす。そのうちめまいを起こしたので,どっちに向いてもいいから,お母さんが楽な方に向いて寝てね。とお願いしたら,泣きそうに「人は左を下に寝ていたら左にはたくさんの内臓があるから病気になる。右に向かなあかん。二人にあんなに言われたのに,,,。いろんなこと言われるとわからんようになる。」と,,,。

なんか強く言われて印象に残っちゃったみたいですね。介護士さんはどうして根拠のないことをいうんだろう。

ハラスメントじゃないのかなあと疑っちゃいます。

誤嚥が心配です。

最近,介護士さんたちの対応に疑問がいっぱい。

以前は頼りにしてたんだけど。

文句も言えず。この場でぼやいてみました。

こちらは母の言うことを聞くようになるので,すれ違いがあるのでしょうね。

コミュニケーション不足でしょうか。








2018年5月21日月曜日

たまには遠出して,,,

月曜日,友人と一緒に京都のキリシタン史跡と朝鮮文化を訪ねるバスツアーに参加しました。 

キリスト教の茶の湯への影響、豊臣秀吉のキリシタン弾圧、秀吉の利休への恐れ、朝鮮征伐と耳塚(鼻塚)、室町時代からの朝鮮通信使との豊かな交わりなど,貴重なお話を伺いながらの散策でした。

途中,美しい5月の緑とそよ風の中,10代の頃夢中になって何度もお目にかかった広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像に何十年ぶりでしょう再会できて救われた気持ちになりました。

弥勒菩薩の微笑みのような平安がありますように。












2018年5月6日日曜日

嬉しいこと

動作法支援をさせていただいているご家族の方からいただきました❣️ 丹精込めて育てられたお花です。
優しい香りと上品な佇まいの芍薬の花束💐

喜んでくださって嬉しいです(*'▽'*)


芍薬の花が一晩明けるごとに豪華絢爛に開いて来ました。
最後までお世話できるかなあって思うとドキドキします。