2018年5月31日木曜日

あぐらを組む母

以前,動作法であぐらを組んでいた母。

周りの方に「娘さんが来てくださって嬉しいね。」と言ってもらえると「痛いんよ」と応えてた。
嬉しそうで照れ隠しのようで,,,でも,「痛い」って言われるとなんか嫌だなあと思って,それ以降はベットでの腰掛け座位に代えちゃった。

もう三年以上になるんだけどね。

最近,私の前で自分であぐら座位にチャレンジしてる様子を見てたけど知らんふりしてたの。

そしたら,昨日は結構いい感じに座ってるじゃない。

ちょっとだけ前屈を一緒にして腰を緩めたらもっといい感じに,85歳とは思えない素敵な姿勢になっちゃった。

ついつい欲が出て,一度だけ背反らせして,それからちょこっと肩を開いていい感じに座った途端に偉い人になってしまったよ。お母さん。

「なんか偉くなった気分。」「ねえ,君君。それはこうじゃなきゃねいけませんよ。」と指差ししながら話し始めた。

そこで私,「ねえ,偉くなったら,それかい?」と突っ込むと,
母,「ねえ,君,それいいねえ。ん〜,とってもいいね。」と早変わり。

帰り際,じゃあねといつも通り握手をしながら,でもめっちゃくちゃノリノリで「とっても,とっても,ありがとう♫じゃあね,じゃあね,じゃあね♫」で,バイバイ!!

お茶目な母に笑っちゃう。




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