2007年6月27日水曜日

「宇宙のかたすみ」アン・M・マーティン著

ハッティ12才の夏。
今ならわかる気がする、宇宙のすみっこをめくるっていうことが
2003年度ニューベリー賞オナー受賞作品。(帯より)

1960年...12才の内気な少女が、障害者施設から帰ってきた叔父や移動遊園地で全国を巡回している少女と出会い、触れ合うひと夏の経験を通して、成長していく姿を描いた物語です。
少女の目を通した家族や身近な人々の姿が
愛情を持って素直に描かれていて、私の想像力を大いに助けてくれました。
ひと夏というほんの短い間のせつない物語のなかで、少女が成長していく姿がさわやかな感動を呼び起こしてくれます。
  タイトルのA Corner of The Universe(宇宙のかたすみ)という言葉と
宇宙の隅っこをめくるという表現がいつまでも余韻を引いて心に残り考えさせられました。

そして時間が経つほどに、家族という関係と家族の愛情というものについて良くも悪くも考えさせてくれる作品でもありました。

2007年6月26日火曜日

隅田川YHに1泊






臨床動作法のワークショップを受けるため東京へ行ってきました。
今回はビジネスじゃなくてYHに泊りました。
なんと、東京のYHはみんな街中にあるんですよ。とても便利です。
1日目のワークショップが終わってからは友人と待ち合わせをして、おしゃれに北青山の韓国レストランでプルコギのセットをいただいて、その後も青山の喫茶店でお茶していろいろおしゃべりしてたらもう10時。
慌てて、電車に乗って外苑前から浅草橋に行ったものの、YHに近い出口は10時に閉鎖されるらしく、仕方なく出た所は薄暗くて、持ってきた地図にある目印は全く見当たりません。
半泣きになっていると、暗闇の中、向こうから歩いてくる小柄な男性が・・・
思わず声をかけたら、「俺この辺よく歩いてるからさあ、連れてってあげるよ。」と優しいお返事が・・・少し不安になってきましたが、いろいろと話をしながらとうとうYHまで連れてってくれました。
下町なんですね。まさに、寅さんみたいな人でした。ほんとうにありがとうです。
YHについてまたびっくり受付の方以外に日本人はいなかったような。
全然日本語が通じないので仕方なくブロークン英語で。
同じ部屋にいた方は韓国の人だったので、夕食にプルコギを食べたことや韓流スターの話などをして盛り上がりました。
朝はゆっくり隅田川の散策を、なんて思ってたけど、起きたのは7時20分。
急いでシャワーを浴びて飛び出しました。
駅に着くまでにステキなコーヒー屋さんがあり、朝ご飯をしっかり食べて会場滑り込みセーフ!!
帰りは15時にワークショップが終わった後、まっしぐらに16時40分発の飛行機に滑り込みセーフ!!
実りの多いワークショップと友人との再開、そして、いつものことですが、スリリングな2日間でした。
もう一度、隅田川YHに泊って、今度はゆっくり下町を散策して、禅寺で座禅したりなんかもしたいです。
東京も捨てたもんじゃないよ。おもしろそう。

2007年6月24日日曜日

100万人のキャンドルナイト

夏至の夜をどのように過ごされましたか?

こちらに100万人のキャンドルナイトの呼びかけホームページがあります。http://www.candle-night.org/index.html
(キャンドルナイトの呼びかけ期間は6月22日から24日の3日間だったようです。)

我が家では、22日金曜日その時間家にいた末息子と話し合った結果、彼の意向で今日だけイベントとしてロウソクを灯すようなお祭りごとはいやなのでしないということになりました。
だけど、確かに無駄な電気をたくさん使っていることは気をつけなくちゃいけないし、みんながそれぞれのテレビやコンピュータに向かっていて、家族が背中を向け合って時間を過ごしていることもよくあるということについて考える機会となりました。
それなら今日は余分な電気は全部消して静かな夜を過ごそうということで話は成立し・・・まあ、そんなこんなで、環境のことや自分たちの生活について語り合い、8時からの遅い夕食をBGMのない、いつもより薄暗い食卓で二人向き合っていただきました。キャンドルナイトじゃなかったのがちょっと残念・・・
彼は一応受験生なのでその後は自分の部屋に入り、私はといえば静かに蛍光灯の明かり一つの居間で読書をしたのでした。
23日と24日は東京に行ってたので家のことはわかりませんが、東京の街も気のせいか少し明かりが少なかったのでしょうか?

キャンドルライトに包まれて世界平和や子どもたちのこと、地球のこと、いろんなことに思いをはせることができれば素晴らしいことですね。
我が家の夏至の夜の語り合いのなかからも小さな一歩を踏み出すことができますように。

2007年6月20日水曜日

重曹のお洗濯

以前から気になっていたのですが、時間ができたので思い切って重曹のお洗濯に切り替えてみました。
汚れのひどいものは重曹にいつもの半分の粉石鹸を使います。汚れの軽いものは重曹だけでつけ置き洗いしました。最後にお酢でリンスしてラベンダーのエッセンシャルオイルを使いました。
すると、ふしぎふしぎ、タオルも下着も柔軟剤でコマーシャルしているみたいに(実際に柔軟剤は使ったことないのでよくわからないんですが)干すときから手触りがとっても柔らかくて乾いた後もふわふわです。
たまに合成洗剤を使っている友達のお家でごわごわのタオルに遭遇することがありますが、我が家のは前から粉石鹸だったので十分柔らかだったんです。でも、それ以上でした。
地球にもお肌にもやさしいお洗濯ですね。もっと早く始めてたら良かった。
次はぬか床を始めようと思っています。梅干しを漬けたり、ぬか床を育てたりそういうことって5年以上離れてたことです。
本来の自分に戻ってスローライフを楽む余裕ができてきました。

2007年6月17日日曜日

インドでの出会い

インドのコルコタ(昔はカルカッタとよんでいました)にホープアカデミーという貧しい子どもたちのための学校があります。貧しくないと入れないんです。
私が訪れた15年ほど前は、たいていの子どもたちは3畳程の広さの借家に半分は土間で半分は床を高くして寝床にしている家に住んでいました。住んでいるといってもそのベッドに寝かしてもらえるのは小さい子どもと女の人です。ほとんどは大家族で、10人家族なんてところも珍しくありません。入り口の片隅にちいさな台所がありました。
天井はどこに行っても明かり取りなのか?穴が空いていて青やピンクのゴミ袋でその穴をふさいでありました。
滞在中大変なスコールにあって、がっしりした構えの元は豪族の邸宅だったという学校でさえも1階は浸水してお昼寝中にベットの上に取り残された私たちは2階に上がることさえできませんでした。
さて、子どもたちの住まいはどうなったのでしょう。
それでも、次の日にはきちっと髪の毛をときつけて支給された制服を綺麗に着こなして子どもたちはやってきました。
お昼にはご飯とカレーの給食が出ますが、ほとんどの子どもたちはその給食だけが一日の食事でした。
学校の経費はすべて寄付によって賄われいて無料です。
子どもたちの多くには外国に里親がいます。
今ではホープアカデミーに幼稚園から高校生まで約500人の子どもたちが学んでいると聞きました。
インドにも全国学力試験のようなものがあって全国1位2位の上位者が出ているということも聞きました。
しかし、カースト制の国です。いくら援助して大学を出てもインド国内ではまだまだ乗り越えられない大きな壁があるそうです。

今日は、娘がマザーテレサの施設に行ってみたいという希望を現実のものとして考えてみました。
そんな中で、昔、見学に行ったマザーの施設で出会った人々や子どもたちのこと、そしてホープアカデミーでの滞在を思い返すことができました。
長い間自分の中で思い出しては静かにくりかえし祈っていた子どもたちのことを記しました。

2007年6月15日金曜日

やっと、梅雨入り。


梅雨入りしてわんちゃんのお散歩も思わず短いコースになっています。
そのせいなのか?今朝は雨が降ってなかったからか、散歩を終わったばかりの息子にわんちゃんがボールをくわえて持ってきたとか・・・
退屈なんでしょうね。
でも、主婦にとっては、お布団干せないけど、庭の水やりしなくていいわけで、得したような V(^-^)
できれば、一日おきに雨降ってくれるといいなあ。

さて、ちょっと遊んでやりましょうか。
退屈そうな写真、撮られただけじゃねえ。

2007年6月13日水曜日

梅雨入りは?



気になっていたお庭の手入れをしました。
ふと見るとアジサイが満開なんですね。
いつもなら、そろそろ梅雨入りなんでしょうけど、今日もさわやかに晴れてて夏のようでした。
写真は、送別にいただいたゼリーで育つ観葉植物です。涼しそうでしょ。
その隣はバザーで買った焼き物のびっくり人形と我が家のさぼて〜んず。

2007年6月11日月曜日

今日から専業主婦




3日間の倉敷でのCAP(子どもへの暴力防止プログラム)研修が終わって、今日から本物の専業主婦です。
今回の研修は前回とちがって前日までハードな仕事が続いていたせいか、うれしいことも反省点もてんこ盛りで、夜、移動中、研修中ともフラッシュバックしたりフィードバックで考え込んだりと十分に集中できない試練の3日間でした。肉体的にも昨晩はお家でぐっすり眠ったのにも関わらず節々が痛みます。
でも、研修その物はたくさんのエンパワーメントを経験することができましたし、その上に同じ目的を持つ大勢の仲間に出会えた訳で、今日は節々の痛みがありつつも気持ちはお土産持って卒業生のアフターサービスに出かけようと段取りができています。
全国各地から集まった熱い思いを持った仲間に乾杯!!
ステキな出会いに感謝です。
私的にはこれからの新しい出会いを期待しつつ、できれば、のんびりぼちぼちと関わっていければと考えています。
写真は早朝の大原美術館(今回は入館できませんでした)
次は、あこがれの平日観光なんてのもいいなあ〜。

2007年6月6日水曜日

白いバラ


5年前に植えた白いバラ(Ice Burg)が今年はいつもよりたくさんつぼみを付けてかわいい花を咲かせました。
まじめに春先の剪定をさぼらなかったのが良かったのかな。
目一杯咲き続けてくれたパンジーやビオラたちともとうとうお別れです。
ところで、予定より2週間長引いたお仕事も明日無事引き継ぎができそうです。
早速、金曜日から3日間の自主研修に出発しますが、来週はお家にこもってお掃除やら庭の手入れやらと忙しくなりそうです。

2007年6月4日月曜日

目の前で遺跡発掘


な、なんと、お家から100メートル先で弥生時代の遺跡発掘が行われているではありませんか!!
20年前に計画されたバイパス道路がこの度やっと工事に取り掛かったと思っていましたが、なにやら、いつまでたってもどうにもすすまないんです。
そんでもってたまたま今日昼ごろ帰ってきた連れ合いが、いつもはブルーシートのかかっている道路予定地で遺跡を発見。
きっと、こんなことがなかったら、ずーっと知らないままでいたでしょう。
残念だけど、調査が終わるとそのまま埋め立てられて道路になってしまうそうです。
それにしても、このお家の下にもあのような遺跡が・・・・・・
ここでこの場所で、弥生のむかしに人々の営みが・・・・・
想像するだけでわくわくしてしまいます。

2007年6月2日土曜日

ブランチデート


久しぶりに、連れ合いとお休みが重なりました。
ということで、恒例のブランチに。
その後はお決まりのコース。コンピューター屋さんに行ってしっかり買い物をしました。
今日はおまけに電気屋さんにもよって、大型のデジタルテレビの前で店員さん相手にさんざん時間をつぶしちゃいました。
そろそろ買い時かなあ?と、考える二人です。