2012年2月26日日曜日

もうすぐ3・11

連れ合いがたくさんの震災記録を購入しました。
まずは、河北新報から読んでいるようです。
今日、連れ合いは仕事なので私も読み始めました。本当に克明に丁寧に私たちには伝わらなかった真実が記録されています。


夫は震災当時、医療者として何ができるのか。職場からの第一陣に名乗りを挙げて何もわからぬまま仲間と一緒にたくさんの救援物資を詰め込むだけ詰め込んで出かけていきました。

しかし、時が過ぎ行くうちに、日々の忙しさに大切な記憶を忘れてしまうことに不安を感じたのでしょうか。
「孫たちにもこの記録を残しておかないとね。」と言っていました。
南海大地震は何時来ても不思議じゃないですからね。

昨日は4月に帰ってくる息子のために私は息子の職場の近くのアパートを探して不動産屋に行きました。
夕食前にそんな話をしていたら、夫は真剣に「ハザードマップを見て選ぶんだよ。僕らだけ生き残っても仕方ないからね。物なんかなくなっても後でどうにでもなる。命が大事だからね。」と話しました。それからは、二人とも黙ってしまって、ほとんど会話にならなかった。

目をそらさないでこの記録をまずは全部見てみようと思います。

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