すこしづつ認知の程度が進んでいます。
昨日は母の大叔母の葬儀でした。
一昨日は叔父からの電話を受けてしっかりと連絡をくれた母ですが、朝迎えに行った時には既にすべて忘れていました。
それでも、喪服を着て式場に着いてからは、一人で焼香を済ませることができました。
初七日の法要も終え、帰る途中、18日が祖母の命日でしたので一緒にお墓参りをして帰りました。帰宅途中には、想像していた通り、「今日は何をしに行ったんかいなあ?」
最近、私もそんなに驚くこともなく、「おばちゃんのお葬式やったね。」と…
そしたら、「あの人がお嫁に来た時に一回会ったきりやし、全然知らん人なんよ。」bu〜
でも、「そう。私は子どもの時よく遊びに行ってバナナ食べさせてもらったわ。」と、流せるようになりました。
帰り際、「お土産は?」というので、(こんなの初めて)いただいたお供え物のおすそ分けを施設職員の方に差し上げてきました。缶詰や粉ものなので、大変喜んでくださいました。みんなで作る手作りおやつに変身することでしょう。
客観的に見ると幼児のようです。
穏やかで、かわいいなあって…そんなふうに余裕を持って接することができるようになりました。
私自身はひさびさに年老いてそろそろ退職を控えた年頃のたくさんの従兄弟に会って労り合ってきました。人生の折り返し地点を遥かに超えてしまいましたよ。
みんな、残りの人生、健やかでいられますように。