2009年6月30日火曜日

沖縄の集団自決


夕食時、連れ合いが先日聞いてきた「沖縄の集団自決」について熱く語ってくれた。

写真家の森住卓さんの講演を聴く機会をあたえられたようです。

以前に私も森住卓さんのお話は聞かせていただいたことがありますが、確かセミパラチンクスの核汚染の怖い写真だとかイラクレポートだとかをされててやはりとても衝撃的な出会いでした。

夫は彼が今度は沖縄の離島にある渡嘉敷村と座間味村での集団自決について地道に聞き取り調査されてきた報告を聞いてきたようです。
現在、裁判では軍の命令による集団自決があったかどうかが問われています。

連れ合いから伝え聞いた住民の証言だけでも胸が苦しくなって平和資料館と南部戦跡を訪れたときの衝撃にフラッシュバックして涙があふれ震えました。

森住さんの著書『沖縄戦「集団自決」を生きる』が出版されています。

聞き取り調査では軍の関与は明らかで、集団自決を迫られた裏には軍側の知られてはならない様々な理由が隠されていたようです。

ネットで調べても裁判の論争は複雑で辛く分かりにくいものでした。

何より確かなのは戦争は絶対にしてはいけないということ。

いつまでも辛い事実が残り、たいせつな心や身体を傷つけています。

2 件のコメント:

しゅがー さんのコメント...

沖縄平和の旅に参加したのはもう20年近く前になりますがその時のガマの中での暗闇は忘れることができません。体験者の方からのお話しもやはり胸の中から消えることはないですね・・。

noyurin さんのコメント...

そうですね。
沖縄戦は辛過ぎます。
コメントありがとうございました。