母が認知症になって…父が母を受け入れられなくなって。
いっぱいいっぱい、いろんなことがあって…あれから6年6ヶ月が経ちました。
この間、母はグループホームに。そして、6ヶ月前に父は老人施設に入所しました。
通院していた病院が同じだったこともあって、病院外来で会ってはいたのですが。
5年ぶりに実家での再開となりました。
息子が提案してくれたんですよね。
二人して家に帰って様子をみたいと言い出したのがお盆でした。
私としては、もうちょっと涼しくなってからと先延ばししていました。
最近になってそのこと息子に話したら、じゃあ、二人とも帰ってちょっとだけ一緒に過ごせばいいよと言ってくれました。
あーそーなんだ。それはいいなと思ったら、すぐに都合のいい日を提案してくれて、あれよあれよと今日がきました。
父のことは娘と息子が、母は私が連れて行くことになり、開店と同時にデパ地下のおいしいお弁当を調達して母を連れて実家に向かいました。
終始なごやかにあっという間に3時間半は過ぎました。
連れてってあげて良かった。
今は、それぞれの場所に帰って、母も父も私も子ども達もみなほっとしていることでしょう。
支える側は長年してあげたくても出来なかった再開を穏やかに果たすことが出来たこと。
支えられる側は長年言い続けてきて諦めていた望みが叶えられたこと。
肩の荷が下りました。
息子君、娘ちゃんありがとう。
時は備えられたのですね。
神様ありがとう。