2008年3月16日日曜日

知ってびっくり(@o@)

「後期高齢者医療制度」

国会答弁を聞いていても、ネット検索してみても、「障害者自立支援法」の施行日前夜のような不気味さを感じます。

後期高齢者とは75歳以上のすべての国民です。
75歳になると家族の健康保険の扶養者でなくなります。

元気に働いている方でも、一般の健康保険に入れてもらえなくなります。
妻が75歳以上なら妻も高齢高齢者医療保険に入って保険料を払います。
もし今まで扶養者であった妻が75歳以下なら国民健康保険に入ることになります。

今までは40才以上は年齢に関わらず健康診断を受ける事ができましたが、これからは75才以上は健康診断を受ける事さえも自治体の努力目標となります。
「より心のこもったケア」「死を迎える方にきめの細かいケア」と言いながら、年寄りからも保険料を取って医療費をどう削減するかが目的のようにしか見えません。
受ける医療も一般の医療とは別枠となり、制限されるようです。

一人残らず年金から保険料を天引きするのです。
「医療費が限りなく上がっていく現実を高齢者自身に感じ取ってもらいたい。」と発言したお役人もいるそうな。

本来75歳になったら、「長い間社会に貢献してくださってありがとうございます。お疲れさまです。保険料はもう納めなくてもいいですよ。十分な医療を提供します」・・・というのが、成熟した社会だと思うのです。

全く知らぬ間に、こんな法律ができていたなんて・・・4月1日から実施?
知ってびっくりです。

これは、与党の議員さん達からも当然反対されているようですが・・・さて、これからどうなるのでしょう。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ホントにねぇ・・・。
うちの両親も2人とも年金から天引きされるんですよ。
人間を大事にしていない国だとおもいますよね。

noyurin さんのコメント...

そうですね。
うちは父が天引きになって、母は1人で国民健康保険です。
来年になると二人とも年金から天引きです。
保険料は2年ごとに見直しで最初の年は半額?
医療の中身まで変わっちゃうって?
・・・お年寄りをなめてはいけませんヽ(`Д´)ノ

noyurin さんのコメント...

年金もらってない人や、年金額が少なすぎる人は天引きされないそうです。・・・てことは、当然払えないわけで、払えないと保険証もらえないって事で・・・
お金のない人は医療受けられないって事でしょうか?
わかんない〜