土曜日に連れ合いの友人の13回忌で、その奥様のもとを訪ねた。
私たちは12年ぶりに再会を果たすことができた。
そして、ほんの短い時間であったが、お互いの苦労話を通して子ども達の成長を喜びあった。
看護師である彼女の夫に対する看護はそれは心のこもったかつ立派としか形容できないようなものであったとかねてから伝え聞いていた。私の知っている彼女も優しく心配りができ頼りがいのある大人の女性であったので、その姿は容易に想像できた。
一言で12年といっても、この12年は家族にとって夫であり父親である彼を一番必要としていた時代であったと思う。
ご主人の闘病生活を支た後、なお引き続き忍耐と迷いの12年間を一人で背負ってこられたはずの彼女は、やさしく輝いていた。
私であれば、すでに崩れ落ちていたにちがいない。
神様はすべてご存じなのでしょう。
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