忙しいという字も、忄(心)を亡くすと書きます。
学生時代、安易に「忘れてました。」と、答えた私に、近くに居合わせた先輩が「忘れたというのは心を亡くしていたという事だよ。」と、静かに教えてくれました。
私はその時の心の痛みを今も忘れられません。
今日は小学1年生の子どもワークショップでした。
ワーク中、困った事があったとき誰に相談ができるかな?の問い掛けに、「時間がある人」と答えた子どもがいました。
正直ですね。
その子のお家の人はきっと毎日忙しいのでしょう。
トークタイムでも、いつもの事ですが、「お母さんもお父さんも忙しいけんな。」と答える子どもが大勢います。
確かに、私も3人の子どもたちに「忙しい。」と、数えきれないくらい言ってたと思うんです。
きっと、うちの子たちも、私のその言葉にめげて何度も言いたい事を言えないで過ごしてきたことでしょう。
今更ながら、ごめんなさいね。
今日は「忘れる」だけじゃなくて、「忙しい」も心を亡くすという意味があると気付いた日でした。
2 件のコメント:
つらいね。おいらも忙しかったのは同じだね。もっと子ども達の目線で接してやれたらよかったんだね。
よい教訓にしたいものです。
まだまだ、親ですし、忙しいからね。
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