午後から山田洋次監督の「おとうと」を観てきました。
最後あんな展開になるとは。
日本にも「死を待つ人の家」があるんですね。
山田監督の作品がいつもそうであるように、とっても深くて広い社会の問題満載でした。
この頃よくいそうな人として成長しきれてない頭でっかちの医者と、いそうにない誰にも見放された死を待つ人に寄り添って生きようとする医者という両極端の姿が印象的でした。
こはるちゃんが幸せになれてよかった。
つるべのおとうとと小百合さんのねえちゃんが最後ほんとに姉弟になれてよかったね。
誰にでも思い当たるどこにでもありそうな人間模様が描かれているんだけど、自分の心の奥にあるいろんな思いがオーバーラップして涙がいっぱいになりました。
遺影でしか出演しなかったこはるちゃんのお父さんの人となりが最後のほうで明かされて心が篤くなりました。
何よりも、吉永さんはいつまでも美しい。
私たちの期待を裏切らないところが大好きです。
深~い愛のあるお話です。
で、今日の晩御飯は、
ライ麦パンと、
舌平目のグリル、
魚介のズッパ
でした。
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