2009年12月17日木曜日

このごろ

※写真はサンタ・クローチェ教会のろうそくの灯

今はアルツハイマーと診断されている母も私の年には管理職として第一線で活躍していました。
退職してしばらくは専門学校の講師をしたり趣味を深めたりとのんびり余生を過ごしていましたが、3年もすると主任児童委員としてまたまた忙しい生活に戻ってしまいました。
根がまじめな母はストレスから解放されていたのに、またまたものすごいストレスにさらされて10年以上。そのうちだんだんと身体にも不調が出てきて公職からは身を引くことができ、今があります。
振り返ると、何度も同じ電話をかけてきたり、お鍋を真っ黒に焦がしてしまったりはいつものことだったし、痴呆症の前兆がたくさん思い出されます。
この頃、私も同じことがいっぱいあります。
同じことを繰り返し言う。日常に接している人の名前が出てこない。大好きなフィギュア選手の名前すらわからなくなる。簡単な漢字を間違えている。不適当な表現をしながら変だなあと思いつつもすぐにはいい直せない。周りの方が心配して、私にとって大切な話題をたずねてくださっているのに、全く何の事だか気づくことができない。
突然仕事を辞めて、毎日の生活が変わってしまったことで、もともと危なかった症状が一気に出てきたような気がします。
こうやって、書き続けることで少しは進行が留まるかなあって期待してるのですが・・・
では、今日は母のところに行ってきます。

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