2009年10月21日水曜日

日本の貧困率は15.7% 厚労省が初公表

長妻昭厚生労働相は20日、低所得者の占める割合を示す「貧困率」について、07年は15.7%だったと明らかにした。政府として貧困率を公表する のは初めて。長妻氏は会見で「今後、子ども手当など、数値を改善する政策を打ち出していきたい」と述べ、数値を踏まえて貧困解消に取り組む考えを示した。

 公表されたのは国民生活基礎調査をもとに算出した「相対的貧困率」。所得を世帯人数に振り分けて高い順に並べたときに真ん中の所得(228万円)を基準に、その半分に満たない人が占める割合を示す。

 今回は、98年以降の3年ごとの数値も公表された。98年時点では14.6%、01年は15.3%、04年は14.9%だった。

 経済協力開発機構(OECD)の08年報告書では、04年の日本の貧困率は14.9%で、加盟30カ国のうちメキシコ、トルコ、米国に次いで4番目に高 かった。30カ国の平均値は10.6%。日本は働いている1人親家庭の子ども(18歳未満)が58%と、圧倒的に高かった。厚労省は今回、1人親家庭を含 む18歳未満の子どもの貧困率は14.2%(07年)と公表した。

 同省は今後、1人親家庭や、子ども手当を受給した場合の貧困率も調べる。(Asahi.comより


長い長い一党支配による
政治の付けですね。
今になってクローズアップされてきた膨大な数のダム建設問題。
20年以上も前から諫早湾のムツゴロウなんかに象徴されていた大型の自然破壊事業の無駄は知らされていましたが、そんなの氷山の一角だったのですね。
国民の税金を自分たち側の利益誘導のために長い長い間続けられた政治の結果です。
様々な国民の財産は民営化されました。正規雇用から派遣への転換が進みました。
せっかく出来た介護保険の制度も元々の目標だった介護の社会化からはずされていつの間にか在宅で、が当たり前のようにいわれ始めました。
政権が変わっても今までの政治で心も体もずたずたに傷ついた国民にとっては、すぐに正論を受け入れることも出来ない状態になっていたりして。特に超大型事業のダム。

ここに来て、先進国で一番という貧困率が発表されました。

昔々、高校入試の時に一所懸命暗記した憲法25条を思い出しました。しっかり出題されましたよ。

憲法25条
1. すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2. 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

「♪♪ にっぽんよ、にっぽん。わしらがおくに。

 みどりのにっぽん。 あおいくに。

 にっぽんよ、にっぽん。 

 まだまもれるぞ。じかんはあるぞ。 ドドンガドン。♪♪」

・・・なんとなく、覚えている、大好きな歌です。

0 件のコメント: